イースターの朝に出す“復活ケーキ”
このケーキはリング型で焼きます。焼きあがってからリングのホール部分が一方に全部出るように切り分けます。切り分けた大きいほうを前に小さい方を後方に置いて、３つの十字架をたてて丘にみたてます。手間をかけてお菓子の木を作ることもできますが、（下のリンクを参考にして下さい）生のパセリ、セロリ、ローズマリー、ミントなどを使えば手軽に木を作ることができます。白い布は「ねりキャンランド」（西友やオリンピックのお菓子コーナーで手に入ります）やマジパンで作ることができますが、細い布で作ってもよいでしょう。もし朝食にこのケーキを出したいならコーヒーケーキや野菜の取れるわたしのお気に入りのキャロットケーキのレシピを使ってみてください。
こちらはシリアルを使った焼かないケーキです。マシュマロとバターを溶かし無糖のシリアルと混ぜてください。空の墓を形作るためにマグカップを横にして温かいうちに混ぜたシリアルを上になるところに押し付けます。墓石は混ぜたシリアルの一握りをまるい形にして作ります。写真の十字架はチョコレートの入ったプリッツ（トッポ）でできていますがプリッツやパンでできたスティックやチョコレートでも作れます。十字架は糸で結んでいますがアイシングでつけてもいいでしょう。その時はアイシングが固まるまで横にしておいてください。石が動かされた跡をつけるためにチョコレートを使っていますが写真ではよく映っていませんのでココアパウダーを散らしました。
子羊のケーキはイースターの当日だけでなくそのシーズンをとおして使えます。このケーキは子羊型を使って焼きましたが、平たい四角い型を使って焼くことができます。焼いた生地を半分にカットして重ね、体の形に切ります。頭の部分は小さなステンレスボールか耐熱ガラスのボールで焼きます。体と頭をつけるときは割り箸などを利用して固定してつけます。
こちらはたまごの形をしたカップケーキです。これはたまごの形をした型が必要です。焼く前に生地に食紅を加えます。何種類かの色を使うと焼き上がった時どの部分にどんな色が出るか最後まで分かりませんので、ひとつの型に一色使う方がよいでしょう。
焼きあがってから色のついたものにアイシングや溶かしたホワイトチョコでデコレートすることもできます。もし食紅ではなく自然のもので色をつけたいなら冷凍のブルーベリーやラズベリーをバターに加え小さな粒が残るように混ぜわせるか、またはブルーベリーやラズベリーを加え溶かしてからピンクやラベンダー色が出るようにかくはんします。
このケーキは棕櫚（しゅろ）の日曜日を祝うためのものです。イエスが子ロバに乗ってエルサレムに凱旋（がいせん）された日のことです。このチョコレートシートケーキ（平たい四角い型で焼いたケーキ）は道や石を形作るためにブラウンシュガーを降りかけています。（この道の石はルカ１９：４０で、「もし人々が黙れば石がイエスをほめたたえるでしょう」と言われました。）ここにある棕櫚の木の枝と上着はねりキャンランド（またはマジパン）でできていますので食べられます。ロバも手作りをしたかったのですが時間がなかったのでおもちゃの馬や小さなフィギュアを使うことができます。写真のロバは１００円ショップで買ったものです。ひもが付いていて３つのロバがついていましたのでひもを切って２つを重ねて立つようにしました。足元をラップで包めばこのようなものも使えます。
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