このクリスマスツリーは紙で作っていますのでとても安価で本当にすぐに作ることができます。緑色の紙をアコーディオン状に折ります。そして赤い紙を折ってちょんと切れば始まりです。簡単な折り方で3Dの星になります。そして全てをファンタックで壁にとめます。(壁にとめるものは他にも色々な種類があります。壁にとめる他、厚紙や掲示板に飾る方法もあります。)
このツリーは本物のツリーを飾るスペースのない小さなアパートや、本物のツリーを見つけることが難しい国々でも重宝するでしょう。ダイニングルームのすてきな背景になります。ドアに飾ってあるリースは緑色のファンを4枚糊付けし真ん中に2枚の3Dの星をつけました。
センターピースは沢山の紙の星とカールさせた紙で出来ています。もし貴方がセンターピースを色紙で作るなら、その色紙を小さく切ったもので水で色落ちしないかをテストしてください。貴方がテーブルクロスやテーブルランナーを汚したくなければ、水を少しこぼすか、水滴のついたピッチャーで紙をぬらしてみます。紙のテストとしては、色紙の小片を湿らせて数分その小片をペーパータオルの上に置いてみます。もしそのペーパータオルが白いままであればその色紙は色落ちしないことが分かります。具体的なツリーとセンターピースの作り方は以下の通りです。
たとえ紙で出来ているとはいえ、沢山の星やカールした紙でこのセンターピースは豪華に見えます。手持ちのカードで作れば星はしっかりと立ちますが、普通のコピー用紙でも大丈夫です。星を2つ作ります。一つの星は上の頂点から中心まで切り込みをいれ、もう一つの星は下の真ん中から中央に切り込みをいれます。その切り込みに差し入れて開くと星は立ちます。もし貴方がつるつるした表面にテーブルクロスなしで星をおくとコピー用紙で作った星は滑って倒れてしまうでしょう。この場合、星をセットする前にベースとして紙か布を敷きます。別の解決法としては、星をもっと硬い紙で作ります。カードで作るとこの問題はありません。星を色々なサイズや色で作るともっと楽しくなります。
カールの飾りは同じ紙で作ります。紙の長さを生かして紙を細長く切り、カールしたリボンを作るのと同じようにはさみを使います。一組のはさみの刃のへりを紙にあててしごきます。紙をしっかり押さえて、親指をはさみにあてて紙の長さに沿って押していきます。もし長いカールの飾りを作りたいときは、2本の細長い紙の端を糊付けし、カールさせます。
注意すること:ここでご紹介した星は、折り目が付いてしまった紙では立ちません。初めにパターンを作り、それを使って星を切り抜くといいでしょう。
もしツリーに飾りを付けたければ、紙の星を作ってツリーにとめる方法があります。緑色はかなり暗い色ですので、白い星はとても際立ちます。赤は暗い背景にそれほどはっきりとは映りません。ひとつの解決としては、写真のように赤い星を白い星より少し小さく作って白い星に重ねる方法があります。そしてファンタックでとめます。これなら簡単にばらばらにしてしまっておけます。
このツリーを作るためにアコーディオン状にした緑色の紙を15用意します。枝を出来るだけ長くするために、色紙の長い方の辺を折ります。折りあがったら真ん中で折って糊付けします。ツリーにするために下の列から上に向かって壁に付けていきます。
下にある列に重なるように次の列を並べていきます。一列か二列ごとに枝の数を減らしていきます。隙間が出来てしまっても心配はいりません。誰も気が付かないでしょうから。
取り付け器具を使ってそれぞれのファンの要の先端を壁にとめていきます。もし出来るならより強く壁につけるために壁と接触しているところで固定します。他の枝とどのように重なっているかによります。もし有効にそれぞれのピースをとめていないとツリーのパーツは落ちてしまいます。
写真のツリーは4つの枝を2列つけました。そして次の列は3つ、次は2つ。1つの枝を2回つけてトップにしました。その上に星をつけます。このファンツリーは貴方の作りたい大きさにすることが出来ます。もっと多くの枝を作りそれぞれの列に配置する枝の数を増やします。
“メリークリスマス”と書いたペーパーバナーを加えて飾ると、ツリーは大きく見えますし暖かなメッセージにもなります。この写真のツリーは上の写真のものより少しずんぐりしています。このツリーは下の列に5つの枝を配置し、それぞれ4、3、2、1と枝の数は続いています。このツリーを掲示板にとめる時は、タックか画びょうで枝の上部先端の溝をとめます。
このツリーは学校や教会の大きなホールを飾るのにも優れています。とても安価ですし比較的短時間で完成します。ここに写っている掲示板はかなり大きいものです。そこでツリーの両端のスペースに紙のアコーディオンディスクを飾りました。このディスクはこのページの最初の写真のドアに飾られているものです。でもこちらのディスクはより小さいので、4枚ではなく2枚で作りました。
これらのディスクは小さくたたんで保管します。