イースターの活動:教会篇
1。クリスマスシーズンと同じように、イースターの3、4週間前から教会内を装飾する。タペストリー、いばらの冠、復活を思わせるガーデン、イエスキリストの受難や最後の晩餐の絵画など、教会をイースターのために飾る2、3のアイディアです。教会内でイースターの準備をすることは、会衆の方々にイースターがどのくらい大切なお祝いであるかを伝えることになります。イースターは、私たちを罪から救い永遠のいのちへと導いてくれることを覚えてお祝いする時です。
2。イースターの日曜日まで、各日曜日ごとに復活に関する賛美をする。音楽のほかに心に響くものがあるでしょうか。十字架のみわざと復活の喜びを声高らかに賛美することは、会衆の方々が心の中にある罪を吟味すると同時に、神様が私たちに成してくださったことの感謝を表すよい機会です。音楽の賜物のある方に特別賛美をしていただくのもよいでしょう。
3。信仰者が神様に新しい奉仕を導き求めるようにチャレンジをする。これは教会への月定献金を改善することや、伝道をする人々のために祈ることなど、また教会で日曜学校の教師の奉仕を始めたり、小グループの聖書の学びの指導者となることなどがあります。このチャレンジは神様のためにするものであって、教会の新年度に考えることは霊的な成長のために、よい機会となることと思います。
4。教会の家族に新しいいのちの意味である、卵セットを配る。家庭でも卵を用いて、本当のイースターの意味を子供達に教える良い手段となります。
5。十字架のケーキでイースターシーズンを開幕する。
その他にしゅろの日曜日用にしゅろの葉を形とったケーキや、イースターの朝には、復活を形作ったケーキなどもおすすめです。お祝い気分になるには、ケーキ以外のほかに何があるでしょうか。教会の人数が多い場合は、教会学校の子供達だけに作ってもよいでしょう。小さな教会の場合は、お茶の時間か愛さん会のデザートに出してみてはいかがですか。
6。過ぎ越しのお祭りを小グループかあるいは教会全体でお祝いする。このようなことは最後の晩餐の歴史的背景を実際に体験でき、またイエス様の生涯を熟考し、イエス様が言われたしもべとなることの意味について思いめぐらすことができます。
7。受難日(金曜日)に特別礼拝を持つ。
受難日の特別礼拝は、私たちに永遠のいのちを与えてくださるためにイエス様がどれほどの犠牲を払われたか、まっすぐ向きあってその意味を味わう、大変感動的な礼拝になるでしょう。
8。連鎖祈祷会を持つ。
聖書によるイエスキリストが十字架の上で亡くなった金曜日の午後3時から、その後死からよみがえられたイースターの朝の礼拝まで、各自30分~1時間の時間を選び、教会で絶え間ない連鎖のお祈りをします。前もってお祈りの課題を皆に配っておいてもいいですし、あるいは個人でご自分の生活を振り返るときであってもよいでしょう。
9。子供達とエッグハント(卵探し)をする。
これは楽しみながらするものですが、ここで伝道用のDVDとか人形劇なども一緒に取り入れると、よい伝道集会となります。
10。早朝礼拝を行なう。
かなり多くの教会でイースターの早朝礼拝を行ない、その後皆で朝食をいただくことをしていると思います。ふだん、日の出をみるためにわざわざ起きる人はあまりいませんが、イースターの朝は特別に、イエス様の復活を覚えるためにいつもとは違った過ごし方ができるのではないでしょうか。
11。パントマイムや小劇を礼拝の中に取り入れる。
復活のメッセージを伝えるパワフルな方法です。(参考:http://www.youtube.com/watch?v=cyheJ480LYA)
12。新しい信仰者のために、洗礼と聖餐式を行なう。
新しくイエスキリストを信じた人の公の信仰告白の時となるすばらしい機会です。
13。教会が年間を通してできる活動を提案する。
これはある国の人々をスポンサーとして祈っていくことや、物資面霊的な面において、在日する外国人の方々やホームレスの方々を支援したりすることです。イースターをきっかけに、教会の年間目標の一つとして活動してみてはいかがでしょうか。