SS-LES-1SAM-3 《教会学校のアイディア》
★教会学校で子ども達に聖書を教えるための様々なアイディアを掲載しました。このまま使ってくださってもいいですし、この中のアイディアをヒントにしたり、クラスに合うように変えてくださったりしてどうぞ役立ててください。
お話：神様の召しを受けたサムエル
聖書箇所：１サムエル記２章〜４章
メインポイント：神様は、神様の召しに「はい」と答えた人のみを用いられる。
★導入のアイディア
１，子ども達に２つの携帯電話を見せます。（ひとつは使えるもの、ひとつは使えないもの。）子ども達にどちらの電話の方が好きかを聞き、使うためにどちらの電話を選ぶかたずねます。（彼らはおそらく使えるほうを欲しがるでしょう。）ちょうど、私たちが求めること（ダイヤルをしてつながること）をしてくれる電話しか使えないように、神様も彼に従う人しか用いることができません。
２，子ども達におなじみの、テレビ、冷蔵庫、コンピューター、プレイステーションなどの家電の絵を見せます。子ども達に、一旦それが壊れてしまったら、それぞれは、どのようになってしまうかをたずねます。冷蔵庫が壊れたら、冷たさを保てないし、テレビなら番組が見られません。（使えないということは、それらを修理するか、新しいものを買うということです。）同じように、私たちが神様に従わない時、神様は、私たちをなおしたり、神様のいう通りにする人を私たちの代わりに用いるのです。
３，子ども達に、間違い電話を受けたことがあるかたずねます。もし、誰がかけてきたのかわかったらどうするかをたずねます。そして、今日のお話しには、電話は出てこないけれど、少年ははじめ誰かに呼ばれて、一体誰に呼ばれているのかわかりませんでした。その少年は、誰が自分を呼んだのかを知る必要がありました。
★聖書のお話のためのアイディア
１，神様がどのように、サムエルを召して、その全生涯を用いられたかということと、神様の方法より、自分たちのやり方を選んだエリの息子たちを、神様がどのように拒絶されたかを、比べてみましょう。
２，サムエルが神様に召されたとき、彼はまだ小さな少年だったことに着目しましょう。子ども達が神様に従うとき、彼らが大人でなければならないことはないのです。子ども達は、今、神様に従う事が出来、ずっと神様に「はい」と言い続けさえすれば、神様は子ども達の全生涯において、神様の働きのために、彼らを用いることができるのです。
★活動のためのアイディア
１，コンピューターで、神様がサムエルに言った御言葉や、神様に従うことについて書かれた御言葉（ヨシュア1:7,24:24,1サムエル15:22,１ヨハネ5:2,3）をデザインして、プリントアウトします。アイロンで枕カバーにプリントできる特殊な紙にコピーして、子ども達それぞれに渡し、眠る時にいつもこのお話を思い出せるようにします。
（この特殊な紙は、手芸品店や家電店で入手できます。たとえば、CANNON Tシャツ転写紙 TR-201）
２，このお話が描かれているカラーページをコピーします。それらをパズルの形に切りとります。パズルを作りながら、子ども達にこのお話を復習させます。
３，パペットを使ったり、子ども達がその場面を演じて、お話の復習をします。
★適用のためのアイディア
１，「神様のやり方か私のやり方か」のゲームをします。これは、神様のやり方に従う生き方に戻るためには、赦されることを求めなければならないことを強調します。
２，神様にきくための方法の行動や物と、神様のかわりに、自分たちの方法を選ばせるよう私たちを誘惑するための行動や物を書いたカードをプリントアウトします。それらのカードをテーブルか床の上に並べます。子ども達にそれぞれ１枚カードを選ばせ、その物や行動が、どのように神様に従わせるものかを分かち合います。もし、大きなグループであれば、分かち合いのために、小さなグループに作りなおしましょう。カードに書く言葉の例は、テレビ、ともだち、心配、誰かを怒ったままでいる、ゆるせない、教会学校と同じ時間のクラブにはいる。などなど。
３，子ども達が出会うであろう問題を２コマか３コマのマンガに書きます。でも、最後のわくには何も書きません。子ども達が、神様の方法に従うか、自分の方法にするかをそのわくに書きます。もし、クラスの人数が少なければ、みんなで一緒にそれぞれの方法の結論を出すことができます。もし、人数が多ければ、小さく分けて、それぞれのグループに神様の方法の結論と自分の方法の結論をだすことを割り当てます。終わったら、それぞれのマンガを貼りだして、こどもたちに神様の方法か、自分の方法かを当てさせます。
４，「神様のやり方」と「私のやり方」という見出しの下に、雑誌やインターネットから集めた絵を子ども達に並べてもらいます。